パートとして働くメリットって何? 在宅ワークとも比較してみた
みなさんこんにちは!ちー(@daracchi_life)です。
これから春になって子供が幼稚園、保育園、小学校に上がったら働きたい……という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
現代の働き方には正社員、パート、在宅ワークなどさまざまなものがありますよね。
その中でも「パート」は勤務時間を調整しやすく、主婦でも未経験でもトライしやすい働き方なのではないでしょうか?
そこで今回はパートとして働くメリットをいくつか挙げてみたいと思います。
私自身も子どもが幼稚園に上がってから5年間パートとして働き続けた経験があるので、それらを踏まえながら順番にご紹介しますね。
「正社員になるのはまだハードルが高い気がして……パートで働こうか迷ってる」という方は是非ご覧ください。
パートという働き方のメリット
決められた時間内で働くパートタイムは、全国のどの業種でもたいてい募集されているのではないでしょうか?
私は現在在宅ワーカーなので現役パートタイマーではありませんが、今の状況と比較しつつ「パートならではの良さ」をご紹介しますね。
①毎月収入が安定する
パートは決められた時間・シフトで働くので、毎月同じくらいの時間分働くことになります。そのため安定した収入が得られるというのが最大のメリットです。
子どもの行事や帰省、私用などで休みが増えなければ、ほぼ同じ金額の収入が手に入れられます。収支の予測が立てやすいですし、一定の収入が入ってくるとなれば家計にとっても大きなプラスですね。
完全在宅ワークの場合は自分で案件やクライアント探しをしなければなりませんし、収入が安定するとはいいにくいです。(継続案件があれば安定化しやすいですが、それも先方の都合で停止してしまえば計画が狂います)
②外に出る習慣がつく
私のようについ家でダラダラしがちな人は、パートすることで強制的に外へ出る習慣が付きます。特に徒歩通勤や自転車通勤の場合、いい運動になりますよ。
時間に余裕があれば仕事帰りに買い物もできるうえ、職場などの「外の人間関係」も増えます。子ども関係じゃなく、自分の知り合いが増えるんです。
小さい子どもを育てている間ってどうしても付き合いが狭くなりがちですよね。職場で仲のいい人が増えると、それだけでうれしいものです。
私の元パート先には10代から60代まで幅広い年齢層の方がいました。
同じ主婦の先輩や同僚とは自然と話が盛り上がりますし、大学生や高校生の子と話をするのも面白かったですね。あと家の近くで働いていると、進学先の学校にお子さんを通わせている方からいろいろな情報を聞けたりすることもありました。
自分のごく近い人間関係から一歩外の世界に踏み出せたのがとてもいい経験だったな、と今でも思います。
③福利厚生がある
パート先によっては福利厚生が用意されていて、社員割引で商品を値引いてもらえたり、系列店の割引券がもらえたりする場合があります。
また、職場によってはパートでも寸志がもらえるところもあるようです。
私の勤務先では資格取得補助制度があり、資格を取ろうとする場合は受験費(数万円)を補助してくれるという制度が一応ありました。(資格取らないまま辞めましたが)
在宅ワークの場合は福利厚生一切ナシ!ですが(笑)、パート勤めだとこういう特典があるのでオトクかもしれません。
④教育制度やフォロー体制がある
パートを始めたときは先輩や上司が仕事を教えてくれるうえ、失敗したときにはフォローをしてくれます。
そのフォローやお叱り、指示、アドバイスなどを踏まえて成長していけるので、誰でも確実に仕事を覚えていけるのです。
また、大手企業の場合は教育制度やマニュアルもしっかり決められていますし、学習のための研修会が開かれることもあります。
在宅ワークの場合は仕事の進め方や方法など、自分で学び、実践していくことが求められます。基本的には教えてくれる人はいないと考えていいでしょう。
(※スクールやコーチングで教える方、学ぶ方も多くいらっしゃいます)
フォロー体制もパートに比べると手厚いとはいえません。
基本的に自分のミスは自分で責任を取ったり、リカバリーしたりする必要があります。
いいクライアント様であれば適切に対処してくださる場合もありますが、そうでなければ仕事を失うことにもつながりかねないでしょう。
⑤確定申告がいらない、もしくは楽
パートとして働いていると年末調整をしてもらうことになります。面倒な確定申告がないのは大きなメリットです!ほんとに。
医療費控除がある方、副収入がある方、ふるさと納税などの申告が必要な場合は、自分で確定申告に行く必要がありますが、在宅ワーカー(個人事業主)に比べると確定申告作業はとっても簡単に終わります。
必要な書類を集めたら決められた箇所に書き込んでいくだけなので、あっという間です。
在宅ワーカーの場合白色申告、または青色申告で確定申告をおこなわなけらばなりませんが、これがまた面倒です。(特に青色申告……)
面倒な帳簿付けや事務作業を避けたい方は、パートが断然オススメです(笑)
⑥休みが(比較的)取りやすい
パートは子どもの行事や家族の予定、自分の用事に合わせて休みを取りやすいのもメリットです。社会的にも正社員に比べれば休みが取りやすいのではないでしょうか。
休まない場合でも「午前は働いて午後から半休」みたいに調整しやすいので、子持ち家庭にとってはすごくいいことだと思います。
ただ、休みやすさはパート先にもよります。人手不足のところだと1人抜けただけで営業ができない、なんてことも……あるんですよ……(遠い目)
※これはパートさんが休むのが悪いのではなく、責任者やもっと上の管理職が悪いんです。本来ならパートさんがいないと回らないというのは労働環境的におかしいです。
(パートさん=正社員の人員不足を補うための存在であるべきなので)
パートのデメリットは?
パートにはいろいろなメリットがありますが、当然デメリットもあります。
まず、正社員ほどの収入は見込めません。有資格者向けのパート(看護師や薬剤師など)であれば比較的高収入が期待できますが、ボーナスのある正社員にはかなわないでしょう。
勤務先がヒマだと「今日は帰っていいよ」と言われたり、シフトを削られたりして収入が下がってしまうこともあります。
また、通勤と仕事で体力・時間が取られて、帰宅したらヘロヘロ……なんてこともよくあります。特に立ち仕事や体を動かす仕事は体力の消耗が激しいので、勤務時間を短くするか、デスクワークなどの負担が少ない仕事を選んだ方がいいかも。
あとは子どもの体調不良時や台風などで学校が休校になったときの休み調整で、心がすり減りやすいという点もデメリットかもしれません。
(私が在宅ワーカーになったのもコレが大きな原因です。)
体調不良は仕方がないことなので代わってくださる方もいると思います。もしくは欠員のまま業務を進められる場合もあるでしょう。
でも、台風の時に休めるかどうかは重要です。会社自体が休みになれば気にしなくていいんですが、会社が営業している場合はすごく神経を使います。
代わりに入ってくれる人がいればいいんですが、同じ年代の子がいる主婦ばかりだと休校で全員来られない……みたいなことになりがちです。
台風の時に会社が営業してたとしても、誰かに頼むのも気が引けますよね。
私の勤務先は台風でも開いていたぐらいブラックだったので、台風が来たときの対応に困りました。(というか、台風のときぐらい休もうよと思うのは私だけでしょうか。)
パート先を選ぶ時は、台風のときに会社が休みになるかどうかも確認しておいたほうがいいかも……。
まとめ
私はパート勤めが嫌になり在宅ワーカーになりましたが、今考えると社会経験やマナーが学べてよかったなと思っています。
また、幼稚園や小学校関係でないさまざまな人と人間関係が構築できたのもすごくいい経験になりました。子ども関係以外の大人との会話に飢えていたので、緊張しつつもすごくうれしかったのを覚えています。
あと、お客様と仲良くなれたのもうれしかったですね。そのうちの1人はうちの近所に住んでいるんですが、たまにすれ違ったときにあいさつを交わしておしゃべりしてます(笑)
在宅ワーカーとして働いている今でも声をかけてくれるのは、すごくうれしいことです。
というわけで、パート時代を思い出しながら書いてみました。
今回の記事が「これからパートで働こう!」と考えている方や、「パートってどうなん?」て思っている方の参考になればうれしいです!
↓参考になった方はクリックお願いします♪