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*在宅ワーカー(元・転勤族妻)が、在宅ワーク×パート×転勤で得たことを伝えるブログ*

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転勤族の妻が「在宅ワーク」を選ぶメリット&デメリット

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 こんにちは! 花粉症がツラい ちー(@daracchi_lifeです。

 

さて、3月といえば辞令が出される時期ですね。

下旬ということで、すでに転勤辞令が下っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

引っ越しを伴う異動・転勤は、家計を支える大黒柱だけではなく、主婦(主夫)や家族にも影響が大きいもの。

せっかく仕事を頑張っていたのに、「引越しだから辞めなきゃ……」

というケースも多いですよね。

 

そのような方には、「引越し後の仕事の選択肢として在宅ワークもあるよ」

とお伝えしたいのです。

 

そこで今回は、転勤族のパートナーについていく妻や夫が、

引っ越し先の仕事として在宅ワークを選ぶメリット&デメリットをご紹介します!

※なお、ここでは「ネットとPCを使用した在宅ワーク」を前提に記述を進めていきます。

 

 

在宅ワークのメリット

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在宅ワークには以下のようなメリットがあります。順に見ていきましょう。

 

①勤務地にとらわれない

PCを使った在宅ワークの大きなメリットは、いつ、どこにいても働けることです。

日本国内はもちろん、外国への転勤であっても、ネットとPCがあれば働けます。

(日本との時差がある国では、やり取りの際のタイムラグが生じやすいという側面はありますが……)

 

また、在宅ワークでは、

申し込み・面接などをネットや電話で済ませられる場合も多いです。


私が過去にお世話になっていた会社でも、電話面接、もしくは文章でのやりとり+WEBテレビ通話で面接が完了していました。

 

転勤後のバタバタしているときに履歴書を買って書いて、面接して……

といった手間もなく、すぐに始められるのが魅力です。

(会社によって面接方法が異なりますので、応募の際には面接方法も確認しましょう!)

 

②収入が地域差に左右されない

パート・アルバイトとして働く場合、時給が気になりますよね。

パート・アルバイトの最低賃金は、地域によって異なっているのですが、

残念ながら地方になればなるほど最賃は低くなります。

(わたしの田舎も10年前ぐらいまでは最賃が安かった……。今は上がってるみたいですが)

 

在宅ワークは1件○○円の単価報酬制、もしくは月収制の場合も多いです。

つまり最低賃金という概念がない分、地域差に左右されないというメリットがあるのです。

また、単価報酬制の場合は頑張り次第で報酬はどんどんアップしていきます。

それは極端に言うと「やればやるだけ稼げる」ということでもあります。

 

ちなみに月収制の在宅ワークは、プログラミングや通訳などの「専門スキル」を活かしたお仕事が多いようですね。

月収制の場合、収入が安定しやすいのが大きなメリットです。

資格やスキルを持っている方は、それを活かせるような仕事を選ぶのも良いですね。

 

➂子どもの体調不良に対応しやすい

子どもは引っ越しで環境が変わると、疲れや緊張で体調を崩しやすくなります。

 特に「今まで仲良くしていたお友達がいない」「園や学校に馴染めてない」などのメンタル的な理由で、体調を崩してしまう場合も多いでしょう。

 

そんなとき、在宅ワークならスケジュールも調整しやすく、ちょっと抜けて病院に連れていく……ということもしやすいです。

 また、その気になれば、子どもの体調が落ち着いているときのすきま時間で作業を進めることも可能です。

(まあ、子どもの体調不良は気が気じゃない場合も多いんですけどね……)

 

子どもの様子を見ながら働けるのは、在宅ワークならではのメリットかもしれません。

 

★在宅ワークと家事育児の両立方法に関する記事はこちら。 

www.daracchi-life.work

 

④スケジュール調整が柔軟におこなえる


在宅ワークでは、提出物などの「絶対に動かせない締切」を避ければ、スケジュールを調整しやすいのもメリット。

 

幼稚園は保育園や小学校以降に比べると行事が多い傾向にありますし、役所の手続きの一部はいまだ平日のみ受け付けという場合も多いですよね。

子どもの行事や役所での手続きなど、すきま時間を作れば割と柔軟に動くことができます。

 

 ⑤通勤や身支度の負担がなくなる


電車通勤の人は通勤で気力・体力を消耗することも多いです。(わたしがそうでした)

体力ゲージが黄色に近い状態で働くのって、思っている以上に大変なことです。

 

在宅ワークなら通勤も不要ですし、一部の業種を除けば服装、髪型も自由です。

すっぴん・部屋着で仕事をしていても文句を言われません!笑

とにかく、仕事場までの移動や準備の手間が減るのはすごく楽です。

メイクの頻度が減ったので、肌もキレイになりましたよ。

 

⑥副業としても◎

わたしは今でこそ在宅ワークをメインとしていますが、数か月前までパートがメイン、副業として在宅ワークをおこなっていました。

パートの収入が心もとなかったため、在宅ワークで少しでも収入アップしようと思ったからです。

クラウドソーシングやエントリー式の在宅ワークは、仕事量を自分のスケジュールに合わせて調整できるので、副業にもおすすめです。

 

在宅ワークのデメリット

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在宅ワークにはメリットも多いですが、デメリットもあります。

実際に始めてから「こんなはずじゃなかった」ってならないように、あらかじめ知っておきましょう。

 

①孤独感を覚えやすい

在宅ワークでツラさを感じる人の中には「孤独感がすごい」という人も多いようです。


会社員として雇用されていて在宅ワークを選択していれば、定期的なWEB会議などがおこなわれることもあるでしょう。

しかし、それ以外の大半の在宅ワーカーは、1人もくもくと仕事を進めていく場合が多いです。

「気付けば家族以外誰とも話してない」「家族以外に喋ったの、スーパーの店員さんだけ」とか、もうザラにあります(笑)

 

こういう環境が苦にならない人ならデメリットに感じないのですが、

「仲間と連携して仕事を進めていくのが好き」という方にはちょっとツラく感じるかもしれませんね。

 

②引っ越し先の人間関係が広がりにくい(かも)

パートや正社員などで働く場合、職場のスタッフや上司との出会いがあり、刺激になることも多いですよね。

在宅ワークでは基本的に1人で仕事を進めていくので、引っ越し先での新たな人間関係が築きにくいのがネックです。

 

ただしご近所の方や習い事、ボランティア活動、子どもの保育園・幼稚園・小中高など、出会いの場はたくさんあります。

こうしたネットワークを築くことで、引っ越し先に早く馴染めますし、孤独感も薄れるのではないかと思います。

 

➂クラウドソーシングでは単価の低い仕事も……

クラウドソーシングサービスで案件を受注しようとすると、報酬単価が低い場合も少なくありません。例えばWEBライティングの場合、初心者~中級者向けになると、1文字0.2~0.5円というものも。


このような案件は労力のわりにあまり稼げないので、長期に渡って引き受けるのはおすすめしにくいです。

 

ただし、低単価の案件でも、期間限定で実績作りのためにおこなうのであればアリです。実績を作ったら、上のランクの案件にチャレンジしてみましょう。

 

経験者であればより条件の良い案件に応募できるようになりますし、継続案件を依頼されることもあります。

また、実績を増やしていけばクライアントに単価交渉できる場合もあるので、あきらめずに続けてみましょう。

 

④運動不足になりやすい

在宅ワークは歩き回ったり自転車をこいだりすることもありません。

そのため、運動量が激減します。


体重が増えると気分も落ち込みますし、腰痛が生じやすくなるので死活問題です。

これを解決するには、意識的に体を動かすしかありません。

 

わたしは「リングフィットアドベンチャー」をガッツリやることで、運動不足解消を目指しています。また、Nintendo Switchが使えないときは、スクワットとかヨガで体を動かしています。

体を動かしたらすっきりしますし、血流が良くなって頭の回転もアップ。

肩こりも解消されていい感じです♪

 

⑤ネットが繋がらなくなると仕事が進められない

クラウドサービスを利用した働き方をしていると、PCやネット環境にトラブルが生じると、ガクンと生産性・作業効率が落ちます。最悪の場合、作業ができなくなることも考えられます。

 

ネットが繋がらないと、作業中のファイルが同期されない、PCで作成したデータが同期されずスマホからは確認できない……といったトラブルも起きるでしょう。

また、WEBライティングの場合は資料ページを検索することもできなくなるので、著しく作業効率が下がってしまいます。

 

転勤の場合は、引越し後のネット回線工事が終わるまでPCでネットが繋がらないというのも珍しくありません。

でも、開通までにはある程度の時間が必要ですし、その間仕事ができないのは困りものです。

 

こうした事態に備えて、タブレット外付けキーボードポケットWi-Fiを用意しておくと安心かもしれません。(この3点セットがあると自宅外でテレワークできますね)

 

⑥稼げるかどうかは、スケジュール管理や作業環境次第

在宅ワークをメインとしてやっていくなら、スケジュール管理モチベーションの維持がかなり重要です。この2つが難しいと、在宅ワークを続けられなくなってしまいますし、収入もそれなりです。

 

また、家の中に集中して作業ができる環境が整えられるかどうかも大切です。

ダイニングテーブルでももちろん作業は可能ですが、締め切り前の追い込み時期などは書斎やワーキングスペースがあると便利ですね。

 

小さなお子さんがいるご家庭なら、子が見える場所に作業スペースが確保できるか。

仕事と家事や育児のメリハリが付けられるか。

電話やWEB通話などをするためのスペースがあるかどうか……

など、「仕事のしやすい環境づくり」に気を配ることを心掛けましょう。

 

まとめ

今回は転勤族のご家族に向けた在宅ワークのメリット、デメリットをご紹介しました。

 

転勤となると出費がかさみがちなので、「引っ越ししたらとりあえず働かなきゃ!」と気負っている方も多いかと思います。

でも、もし引っ越し先が今まで訪れたことがない場所だった場合、土地勘もないまま仕事を探すのって、結構大変なのではないでしょうか?

そのような方にこそ、在宅ワークはおすすめです。

 

実際のところ、転勤をきっかけに在宅ワークデビューをする方は多いそうです。

その方たちの中には、在宅ワークを継続する方もいれば、途中でパートや正社員になる方、副業として在宅ワークを楽しんでいる方もいます。

 

最近話題の「ポイ活」も、実質の支出負担を抑えてトータル収入額を増やすという意味では「在宅ワーク」といってよいかもしれません。

 

こうした色々な働き方、楽しみ方ができるのも、在宅ワークの魅力です。

 今回ご紹介したメリット、デメリットを踏まえて、新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

 

同じ在宅ワーカーとして、仲間が増えるのを楽しみにしています(^▽^)

 

 

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